光と影をデザインする家
長野県安曇野市
南側の外壁には、公共建築でも使われる日光調整の柱「ブリーズ・ソレイユ」を採用。 太陽の角度に合わせて光をコントロールするだけでなく、外からの視線を遮る目隠しの役割も果たします。
建築家住宅ならではの工夫が、日常に豊かな光の表情をもたらしました。
メインルーム

間取りは、「LDKを1階に。寝室やウォークインクローゼット、ランドリーも1階にまとめたい」というお客様の希望。その結果、2階は子ども部屋2室だけというシンプルな構成になりました。

空いたスペースを活かして設けた大きな吹き抜けが、LDKをより開放的でのびやかな空間にしています。




内装は落ち着いたトーンで統一。白を基調にしながらも、床や柱、ドアには深みのある木材を選びました。
夜になると数多くのシーリングライトが光り、家族をやわらかく包み込みます。
水回り

キッチンからはリビングを見渡せ、家族の様子を感じながら料理ができます。





洗面所上部に窓を設けることで、昼間は自然光が入り明るく開放的。ランドリールームと浴室も白を基調に広々と設計され、家事や身支度が快適に行えます。

トイレには星のように輝く個性的な照明を採用し、ちょっとした遊び心もプラスしました。
外観





白を基調とした落ち着いた外観に、ブリーズ・ソレイユの柱が光と影のコントラストを作り出します。目隠し効果もありつつ、街並みに溶け込む上品なデザインです。