家族みんなが心地よい、木の素材が彩る二世帯住宅
長野県安曇野市
代々受け継がれてきたご主人のご実家が、家族三世代の新しい暮らしを育む二世帯住宅として生まれ変わりました。温かみのある木の素材や明るい色合いを基調に、家族みんなが心地よく過ごせるようデザインされています。
外観



白い外壁に鮮やかな赤いポストが映える印象的な外観。近づくと、木目調のアクセントが際立つ玄関エリアが目を引きます。広々とした玄関ポーチ は、雨の日でも傘を広げやすく、訪問者を温かく迎える雰囲気です。

玄関奥には、物干しスペースを備えたウッドデッキを配置。玄関裏にあるためプライバシーが保たれ、洗濯物を効率よく干せるだけでなく、家族がゆったりくつろげる心地よい場所になっています。
1階



扉を開けると、オフホワイトの明るい玄関が出迎えます。床やウォールシェルフは、優しい温もりの木の風合いに。大きめのシューズクロークで、靴をすっきりと収納できるのもポイント。

1階にはご両親のプライベート空間と家族が集うLDK。吹き抜けの高窓から光がたっぷり注ぎ、明るく開放的。大きな掃き出し窓にはブラインドを採用し、光の量を自在に調節できます。

吹き抜けの格子手すりやブラインドにも木を取り入れ、ナチュラルな温かみを保ちながら、軽やかで心地よいスペースに仕上げました。
清潔感あふれる真っ白なシーリングファンと、木肌を活かしたテレビ背面の壁が印象を引き立てます。背面の壁は間接照明が上からやさしく照らし、テレビの迫力を邪魔しません。



リビングの上には2階の生活空間の廊下が横切り、家族がほどよい距離感を保ちながらも声を掛け合える設計になっています。
2階




2階には、子世帯が自由に過ごせるセカンドリビングを設けています。落ち着いたダークブラウンの床とモスグリーンのラグが印象的。アースカラーでまとめられたインテリアに、天井からつるしたネイビーのハンモックが遊び心をプラス。
角には書棚とワークスペースを設置。細長い窓からやわらかい光が差し込み、ほどよく開放感のある集中できる雰囲気を両立させています。
柱や腰壁は床の色身にそろえ、統一感のある落ち着いた印象に仕上げました。

息子さんご夫婦がゆったり過ごせるよう配慮された寝室。ダークブラウンで統一した室内は、間接照明がやさしく灯り、落ち着いた時間を演出します。
就寝前には、壁に設置されたモニターで映画をゆったり楽しむひとときを。朝には、ロールスクリーン付きの窓から差し込む柔らかな光が、心地よい目覚めに導きます。
水回り



キッチンはリビングを向いたカウンタータイプ。料理をしながら家族やゲストと談笑できる設計です。正面には椅子を4脚並べ、作った料理をそのまま提供することも可能。家族が集まりやすく、日常のひとときを自然に楽しめる場所になっています。

洗面所は清潔感あふれるホワイトカラーで統一。窓からはさわやかな光が差し込み、朝の身支度も気持ちよく行えます。

2階のセカンドリビングにもミニキッチンを設置しました。コーヒーを淹れたり軽く料理したりと、ちょっとした調理を楽しめます。手元をやさしく照らすウォールライトが、ゆったりとした時間を演出してくれます。



トイレは1階、2階の両方に配置。1階はLDKと調和した洗練されたデザイン、2階はショッキングピンクの壁が映える、大胆な空間に仕上げています。