家族もゲストも笑顔に！想いを込めた“人が集まる家”

家族の暮らしや理想の住まいについて、詳細に考え抜いたKさんご夫妻。
37ページにもわたる要望書には、今の暮らしでの不満、家族の生活スタイルなど…「こうしたい！」という想いがぎっしり詰まっていました。
テーマは「人が集まる家」。来客の多い１階は生活感を出さない工夫や、家族と来客の動線を分ける設計など、細部にまでこだわりが。方向性が明確だったおかげで完成後の住まいに不満はなく、ご夫妻は「庭やガレージなど、これからやりたいことも計画中」と話します。

外観

黒い箱を二つ並べたようなスタイリッシュな外観。南側一階部分のみ板張りを施し、木の風合いとのマッチングを楽しめます。１階には３連の掃き出し窓、吹き抜け上部には東と南に高窓を入れ、北側のキッチンまで十分明るさを届けています。
さらにアクセントを加えているのが、この幅広のウッドデッキ。日差しが心地よい季節には、家族だんらんのスペースとして活躍。

ソリッドなガルバリウムの外壁に、シンプルな玄関ドアと砂利洗い出しのポーチ床を組み合わせ、玄関にも温もりを添えています。

メインルーム

真っ白な壁と天井に、白木の床を組み合わせたナチュラルモダンなLDK。
アクセントには、黒いアイアン手すりのスケルトン階段。ご主人が色や質感にこだわって採り入れました。

TVをかけたアクセントウォールと、和室の袖壁代わりに設けたスギの縦格子が印象的。
レッドシダーの羽目板を貼ったTV壁には、間接照明を左右に設置。やわらかな光がリラックス空間を演出します。
板壁の裏側は、収納としても活用できます。

客間としても使える和室は、引き戸とロールスクリーンで個室に切り替えが可能。
和室は1階のトイレと手洗いとも隣接しているので、家族も来客も気兼ねなく利用できる設計です。

水回り

キッチンは幅1メートル。大人が数人入ってもゆとりのある広さです。対面式キッチンのため、リビングでくつろぐご家族やご友人と笑顔を交わしながら、料理の時間を楽しめます。