日常に、カフェのようなひとときを
長野県安曇野市
家づくりの出発点は、“ここでどんな暮らしをしたいのか”を探すことでした。
そこで私たちは、土地を見て、環境を感じ、どんな暮らしにしたいのかをじっくりヒアリング。その結果生まれたのが、景色を楽しめる窓の多い住まいです。
メインルーム
玄関を開けると、行き止まりのない廊下が奥へと伸びます。視線の先の大きな窓からは太陽のあたたかい光が差し込み、癒しの田園風景が広がります。
リビングは吹き抜けになっており、家族が自然と集まる開放的な空間に。
構造を支える耐力壁としての大きな耐震補強（コボット） が、空間に力強いアクセントを加えています。
ダイニング横には、まるでカフェのようなスタディコーナーを配置。天井をあえて低めに設計することで生まれた落ち着きが、本を読んだりお茶を飲んだりするひとときを心地よく演出します。窓の高さも綿密に計算され、顔を上げたときに広がる景色が、日常を特別にしてくれるのです。
水回り
ランドリールームには広々とした室内干しスペースを確保し、白を基調とした清潔感のある空間に。リネン棚は扉を付けずに見せる収納とし、使いやすさと開放感を両立しています。
外観
モノクロの外壁に木材のやわらかさを組み合わせた外観。住む人の想いを受け止めながらも、訪れる人の記憶に強く残る存在感を放っています。